2017年度 青少年育成委員会事業計画
【委員長】丸山 佳祐
【副委員長】堀 俊介/太田 和史
基本方針
次世代を担う青少年が清く、逞しく、健康に成長していくというのはすべての人の願いです。
現代社会では少年犯罪数自体は減少傾向なものの凶悪化が目立ち、インターネットや携帯電話といったコミュニケーションツールの普及で生活が便利になった反面、メディア上の有害情報の氾濫が社会問題となっています。また、諸外国に比べて自尊感情が低いことや、少子化、核家族化及び共働き世帯の増加と、子育て環境の変化に伴い家庭内コミュニケーションが減少し、本来なされるべき教育が家庭内で果たされていないことはもとより、他人への関心が希薄化し、地域で子どもたちを育てる意識が低下しているのも現状です。またその一方で柔軟で豊かな感情や国際性を備えていたり、ボランティア活動への積極的な参加や社会貢献への高い意欲を持つものも多く現れたり、昔の若者にはなかったような積極性が見受けられます。
近年、我々が住まう妙高市では多くの学校がコミュニティ・スクールの導入に前向きな姿勢を示しており、地域全体で子どもを育てようという動きが徐々に活発化してきています。家庭内そして地域一丸となって教育を行うことこそが青少年の心を育てるための根幹なのです。
子は親を映す鏡ということわざにもある通り子どもは皆、親や周りの大人を見て成長していきます。子どもは純粋な心を持ちこの世に生を受け、10年20年と社会に揉まれることによって自己形成していきます。親や周りの大人が今以上に子どもに関心を持ち接していくことこそ、青少年育成において遠回りのようで一番の近道であると考えます。
以上を踏まえ、青少年育成委員会では、大人世代の意識向上による健全な青少年育成へ向け、委員会メンバー一丸となって全力を尽くすことをお誓い申し上げ、基本方針といたします。
目的
1.健全な青少年育成を図る
2.地域貢献を通じて奉仕の心を育む
備考
・早朝ゴミ拾い活動の実施
・ブロック野球大会のアテンド、県内LOM周年事業のアテンド等