一般社団法人 妙高青年会議所 【2015年度スローガン】報恩謝徳〜今、躍進のとき〜

はじめに

日本の青年会議所は戦後、明るい豊かな社会の実現を理想とし、理想を実現すべく使命をもった青年たちの手によって生まれました。全国各地に次々と青年会議所が誕生するなか、1975年、我々の住む妙高地域にも全国で593番目の青年会議所として洗い青年会議所は産声を上げ、明るい豊かな社会の実現に向け歩み始めました。後に更なる公益性と会員意識の高揚を図るために社団法人格お取得し、名称変更を経て現在の一般社団法人妙高青年会議所となり、今日まで歩みを進めて参りました。
創立から39年が経過した今、妙高地域を取巻く情勢は大きく変化しようとしています。北陸新幹線の開業、それに伴う並行在来線のJRからの経営分離、上信越高原国立公園からの妙高、戸隠地域の分離独立、様々な変化が差し迫っています。この変化への対応次第で妙高地域の未来は大きく変わっていくでしょう。昨今の日本の経済状況は緩やかに回復してはいますが、妙高地域においてまだ実感できる状況には至っておらず、変化に期待を寄せる一方で活気はあまりないように感じます。このような状況下で率先して行動しなければならないのは青年世代であり、我々青年会議所の責務です。
先人が築き上げた妙高地域をさらに素晴らしいものに変え、次の世代に継承していかなければなりません。

創立40周年を迎えるにあたり

(一社)妙高青年会議所は、関係各位並びに地域の皆様の御理解と御協力をいただきながら39年間の長い歴史を紡いで参りました。また、この歴史は創立時により変わることのない創始の想いを現在に至るまで繋いでくださった先輩諸氏によって築き上げられた歴史でもあります。その時代における地域の問題を解決すべく、困難に立ち向かい、弛まぬ努力を続け築き上げた礎 の上に、現在の我々の活動は成り立っています。我々は先輩諸氏から受け継いだ創始の想いを絶やすことなく、更なる想いを乗せ次の世代に繋いでいかなければなりません。
本年度、スローガンに報恩謝徳 〜今、躍進のとき〜 と掲げさせていただきました。39年間に渡り、現在の我々の活動の礎を築いてくださった先輩諸氏への感謝、我々の青年会議所運動を支えてくださる全ての皆様への感謝を胸に、(一社)妙高青年会議所は40周年を迎えます。それは41年目に繋がる新たな一歩であり、未来永劫続くための大切な一歩となります。

地域を愛する心

妙高地域に住む人々の中で妙高の魅力の本質をどれだけ知っているでしょうか。西に妙高山、火打山を中心とする国立公園、東には関田山脈を信越境を山々に囲まれ、その大自然からの恩恵を受け、我々は暮らしています。しかし、この自然環境を何時しか忘れかけてしまっているように感じます。日々の生活の中で、当たり前に入ってくる景色、当たり前に口にしている食べ物、妙高地域を取り巻く全ての環境は他の地域には類を見ない特別な環境のはずです。
行政をはじめ、各種団体が妙高地域の活性化を目的とした取り組みを展開し地域外へ妙高地域の魅力を発信しています。それと同時に、この土地に住む人々が故郷を知り、誇ることができたならば、この取り組みはさらなる交流人口の拡大に繋がっていくことでしょう。これまで(一社)妙高青年会議所では妙高地域の誇れる環境、資源の下、多くの事業を展開して参りました。それらの環境、資源を我々が認識し広く伝播することから地域の皆様と想いを共有し地域の活性が図れると考えられたからです。先輩諸氏のまちづくりに対する思いを確りと継承しつつ、現代の青年会議所だからこそできる活動、青年会議所でしか成し得ない活動をしていかなければなりません。それは我々、未来を切り拓く先駆者としての使命であり責務です。
多くの人々が忘れかけていた妙高地域の魅力を地域の皆様が再認識していただき、故郷に愛や誇りを感じることで生まれる新たな発想によって、妙高地域の未来は明るい豊かな社会に向かっていくのです。

地域と共に育てる心

現在、核家族化や少子化が進行し、地域社会の中での家族間の関わりや、個人間の交流が極端に現状しています。我々の生活の利便性向上のため、インターネットの普及を始め、あらゆる分野での技術革新が進んでおりますが、反面それは人と人との繋がりが希薄となる要因ともなっています。
何時の時代も子供は大人に与えられた環境の中で生活し、生きるために必要なものを身に付けながら成長していきます。技術の進化に伴う生活環境の変化は受け入れなければならないと感じますが、我々大人が現状を確りと把握し、足りないものを補完し、より良い環境づくりを進めていく必要が有ります。故に子どもの教育とは大人と密接な関係にあり、大人が積極的に子どもの環境づくりを進めていかなければ、人と人との繋がりは現状よりさらに希薄なってしまうはずです。子どもは、大人を見て成長し、また大人も子どもから多くを学びます。共に成長していかなければなりません。
青年会議所が目指す、明るい豊かな社会の実現には、人と人との繋がりを欠かすことはできません。日本が古来より受け継いできた「義理人情」や「想いやりの心」などとの道徳心を責任世代である我々が深く追求し、未来を担う子ども達の規範となる人材へと変革しなければなりません。子ども達は地域の宝であり、その宝を育てるのは我々地域の大人です。より効果的な事業を展開することが、この課題に対する地域の皆様の関心を高め、受け継いだ「日本の心」を、次代を担う子ども達に継承していけるのだと考えます。

妙高地域の可能性

本年度、妙高地域に多くの変化が訪れます。2015年3月14日北陸新幹線が開業することでさらなる高速交通網の整備が進みます。北陸新幹線沿線地域は開業に向け、様々な準備を進めて参りました。地域に新たな玄関口ができることにより、更なる来訪者の増加や交流人口の拡大が期待されます。また、上信越高原国立公園からの妙高、戸隠地域の分離独立が北陸新幹線の開業と重なり妙高地域とって大きな期待の訪れとなるはずです。その一方で北陸新幹線開業に伴う並行在来線問題や人口流失問題、来訪範囲の拡大による宿泊客の減少等のデメリットについても考えなくてはなりません。
この機会を活かすためには、北陸新幹線に期待を寄せ、また類似した問題を抱える関係団体や各地青年会議所との強い絆を活かし、情報を共有し、お互いの地域には無いものを補完し合うことが重要だと考えます。また、妙高チキにおける観光の潜在能力は北陸新幹線沿線地域の中でも群を抜いて高いものであり、それを最大限に引き出す術を考え、妙高地域の素晴らしい魅力を発信することで交流人口の拡大を測ります。

強固な組織づくり

日本の青年会議所は全国で690余りある各地青年会議所からなり、明るい豊かな社会の実現を標榜する同士が3万人以上います。現在全国的に会員数は減少傾向にあり、当青年会議所も数年前から最重要課題のひとつと捉え会員拡大に努めて参りました。数年間、会員拡大に力を注いだ結果、昨年度は30パーセントを超える拡大を図ることができました。同じ志を持った仲間をひとりでも増やし、常に新しい感性を取り入れることでより良い組織となり、会員数はそのまま組織力に反映されます。
また、昨年同様の会員拡大を継続的に行うことで昨年度が特別な年ではなく来年度以降の慣例になっていくはずです。会員拡大は青年会議所運動の根幹だと捉え、引き続き組織全体で会員拡大に努めます。そして、入会から日が浅い会員へのフォローや卒業を間近に控えた会員からの想いを次世代に受け継いでいくためには会員同士の交流が欠かせません。現在の妙高青年会議所らしさをそのままにLOMの規模を拡大し交流を深め、強固な組織づくりを目指し活動して参ります。

結びに

本年度、一般社団法人妙高青年会議所は創立40周年を迎えるとともに41年目の繋がる新たな一歩を踏み出します。この一歩を確かな一歩とし、組織の存在意義を高め、地域から恒久的に必要とされる組織となるべく、時代のニーズを確りと見極め、時代の先を見据え、「伝統」と「革新」を胸に、未来を目指し歩みを進めて参ります。
関係各位並びに地域の皆さまからの、より一層の御理解と御協力を賜りますこと心よりお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

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2015年度委員会
活動報告紙【清流】

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